【車検整備の定番】SUBARU R2 ロアアームボールジョイントブーツ交換
どうも、ユウマです。かれこれ10年くらい車イジリをしている素人です。
エンジンO/H以外のほとんどの整備を自分でやってきました。ゆくゆくはチューニングもですが、まずは自動車整備を極めることを目標にしています。
今回は車検に向けての整備で、ロアアームのボールジョイントブーツを交換します。
ブーツ類が破れている場合は車検に通りませんので、必ず新品と交換します。
今回の記事では、R2のロアアームボールジョイントブーツの交換方法を解説します。
※僕がやりやすいと思ったやり方なので、こんなやり方あるんだ、ぐらいで参考にしていただければ嬉しいです。
準備するもの
・スピンナハンドル
・ラチェット
・ソケット(14ミリ、17ミリ、19ミリ、30ミリ)
・メガネレンチ(14ミリ、17ミリ)
・マイナスドライバー
・バール
・針金
・ボールジョイントブーツ(350円)
・モリブデングリス
作業手順
1.ジャッキアップ
先にホイルナットを少し緩めてジャッキアップして、その後タイヤを外します。
もし万が一、車体が落ちてきても大丈夫なように、車体の下に置いておくのがベター。
2.ロアアームボールジョイント固定ボルト・ナットを緩める
赤○の14ミリのボルト・ナットを緩めます。その後バールでロアアームとハブの間をこじって分離します。
これで完全に分離できたのならラッキーです。ブーツ交換に進んでください。
3.ブレーキキャリパーを外し、ストラットとハブを分離する
17ミリのボルト2本を緩めてキャリパーを外し、針金でストラットに保持しておきます。
その後、ストラットの17ミリのボルト・ナットを緩めてハブと分離します。
4.ロアアームとハブを分離する
バールやマイナスドライバーで分離できるまで、こじってこじって、こじりまくります。
5.ブーツを交換する
古いブーツはマイナスドライバーでこじれば難なく外れます。その後、パーツクリーナーとウエスで掃除して、新しいグリスを充填します。
新しいブーツは30ミリのディープソケットをかませて、ハンマーで叩いたらはまります。
なければ、ウォーターポンププライヤーで少しずつ挟んでもはまります。
※この時にガタがないかもチェックです。ガタがあれば、残念ながらロアアーム交換になっちゃいます。泣
6.組付け
ストラットとボールジョイント固定ボルト・ナットは、ジャッキで1Gがかかっている状態にしてから締め付けます。
ブレーキキャリパーの固定ボルト、ホイルナットもしっかり締め付けて、3回はちゃんと締まっているか確認してください。
古いブーツは亀裂が入っていて、グリスが少し漏れていました。
まとめ
ブーツ交換は定番の整備ですが、走行中の異音の原因、最悪の場合は・・・、ってことにならないためにも、見つけたらすぐに交換が鉄則です。
今回、左側のブーツだけ交換しましたが、右側はまだまだいけそうでした。一応、ブーツはもう1個購入していていつでも交換できるので安心です。
これで車検も大丈夫でしょう。
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