激安! SUBARU R2 ユーザー車検
どうも、ユウマです。かれこれ10年くらい車イジリをしている素人です。
エンジンO/H以外のほとんどの整備を自分でやってきました。ゆくゆくはチューニングもですが、まずは自動車整備を極めることを目標にしています。
今回の記事は、自分で車イジリをする人なら覚えておきたいユーザー車検(自分で車検場に車を持っていき車検を通すこと)のやり方についてです。
僕のスバルR2を例に説明していきます。
点検
軽自動車検査協会に車輌を持っていく前に点検をして、必要なら整備します。
詳しい点検項目はこちら
詳しくは上記の記録簿の項目をチェックしてみてください。
この記事では、主な点検箇所をピックアップしていきます。
点検項目
・足周りのブーツ類(ドライブシャフト、ステアリングラック、タイロッドエンド、ロアアームボールジョイントなど)
破れていたり、グリスが漏れていると車検に通らない。
頻繁に交換する部品ではないので、破れていなくてもひび割れしていたり見た目で古くなっていたら、予防整備の観点から交換するほうがいい。
タイヤが真っ直ぐだと気づかないこともあるので、目一杯ハンドルを左右に切って確認すること。
その際に、タイヤを揺すってガタツキがないかも調べる(ジャッキアップ後)。
・オイル、フルード漏れ(エンジン、ミッションオイル、ブレーキフルード、燃料)
過走行車だと、シール類が劣化してオイルにじみがある車がよくある。僕の経験上、ダダ漏れでない限り、車検を通る可能性が高いが、車検前には応急処置としてパーツクリーナーで洗浄してオイルを拭き取っておくことが望ましい。
シール類は放っておくとオイルダダ漏れコースなので、なるべく早く交換するべし。
ブレーキフルード漏れは言わずもがな、ブレーキホース交換、オーバーホールするなどして、必ず対処すること。
・ブレーキパッド(デイスクブレーキ)、ブレーキシュー(ドラムブレーキ)
車検ではブレーキがちゃんと効くかのチェックなので、パッドやカップの厚みは関係ない。厚みが1ミリや2ミリでも通ることもある。
しかし、安全上、残り2ミリ〜3ミリになっていれば、必ず交換すること。
・タイヤ
タイヤの溝がスリップサインが表れる1.6ミリになれば、車検は通らない。中古でも新品でも十分な溝があるものに交換すること。
僕の経験上、ひび割れで車検を落とされたことはないが、新品時と比べて性能は確実に落ちているので早急に交換するべし。
・ライト類
ヘッドライト、スモールランプ、ハザードランプ、フォグランプ、バックランプ、ナンバー灯が正しく点灯するか確認する。
白系のハロゲンランプは色的には車検適合でも、ヘッドライトテスターが認識してくれない可能性が高いです。純正色に戻すほうが無難といえます。
ちなみに、リアバンパーはプラサフ塗装が終わってマスキングテープをそのままにしていたので、反射板が隠れていると検査員に指摘されました。
反射板が隠れていなければ「オッケー」とのことで、反射板の部分のテープを剥がしたら大丈夫でした。
・その他
エンジンONからエンジンをかけたあと、メーターのすべてのランプは消えないといけない。チェックランプがついていれば整備する。
ワイパーが作動するか、ウォッシャー液が出るか、ホーンが鳴るか確認。
発煙筒の使用期限が切れていれば新品と交換(オートバックスなどで約500円で購入できる)
運転席と助手席のパワーウィンドウが作動するか。
シフトノブが社外の場合、1速、2速など表示されてなければならないので、ない場合は純正に戻すか、ステッカーを貼って対応する。
フロントガラスのステッカーをすべて剥がす。例外なくすべて。
ちなみに、フロントガラスはひび割れや亀裂が入っていると、車検に通らない可能性大です。補修・交換しておきましょう。
高額修理になるので、僕は自分でやりましたけどね。
点検は以上です。
日頃から日本一周に向けて日頃からメンテナンスしている僕のR2の今回の車検整備は、ヘッドライト純正戻しとロアアームボールジョイントブーツ交換のみでした。
あ、発煙筒も新しく購入しました。
車検の手順
点検が済んだら、いよいよ車検を通します。
心配な人は、自動車検査協会の近くにあるヨビケンで、前もって検査してもらいましょう。
車検とほぼ同じ項目をチェックしてくれて、料金も1500円くらいとお手頃価格です。
準備するもの
・車検証
・自賠責
・車検時に有効な納税証明書(僕は昨年度のものを提出してしまい、家に取りに帰っても間に合わず、翌日やり直しました)
手順
1.ウェブサイトで予約する
軽自動車検査予約システムでアカウント作成後、希望の日時に予約を入れ、予約番号を控える。
混んでいることが多いので、なるべく早めに予約すること。(2週間先まで予約可)
※もし、何かの項目で車検に落ちても、同日に追加の検査料なしで再び検査を受けられるため、第1ラウンドの予約ががおすすめです。
2.受付
受付でユーザー車検であることを伝えると、丁寧に手順を教えてくれる。
流れとしては、
①継続検査申請書の記入
②重量税納付書、自動車検査票記入
③重量税と検査料支払い(8200円、1400円)
④自賠責支払い(24か月、12540円)
⑤必要書類(上記のものと納税証明書、車検証、前回の自賠責)を提出
⑥受付が完了したら(書類を返してもらったら)車に乗って検査レーンに並ぶ
3.検査(沖縄の場合、他府県では異なってるかも)
ユーザ車検であることを検査員に伝えると、何をすべきか優しく教えてくれます。
①ライト類、フロントガラス、ワイパー、ウォッシャー液、ホーン、パワーウィンドウ、メーター、エンジンルーム(指示を受けて自分でボンネットを開ける)
②排気ガス検査
専用のホースのようなものをマフラーに突っ込む
③サイドスリップ検査
ラインに沿ってゆっくりまっすぐ進む
④ブレーキ検査
フットブレーキ、パーキングブレーキをチェックする
⑤スピードメーター検査
時速40キロの時にパッシングする
⑥ヘッドライト検査
光量、光軸を検査します。
ロービームで検査しますが、僕のR2の場合はテスターが感知できず、ハイビームで合格となりました。
⑦下回り
運転席に座ったままリフトで上げられます。ちょっとびっくりするかも。
検査員にハンドルを切るように指示され、そのあと下回りのあちこちをハンマーで叩かれます。
⑧総合判定
下回り検査直後にある総合判定室で判定を受けて、合格の場合、その場で新しい車検証とステッカーがもらえます。
初めての「ユーザー車検」の合格は嬉しくてテンション上がるので、フロントガラスにすぐにステッカーを貼っちゃいましょう。
ちなみに、僕のR2は、僕が乗り始めて今回3回目の車検で、うち2回がユーザー車検。走行距離は25万9000キロになります。
・排気音量(R2の後期純正マフラー)
・排気ガスのにおい(マフラー交換、点火時期調整による燃焼効率の問題か)
・リアバンパープラサフ塗装したまま(ボディカラー)
・無理やり四連追加メーター(運転の際、視界の妨げにならないか)
・インパネ塗装(もちろん大丈夫なんですけどね)
上記は、車検に通るかの懸念事項ではありましたが、無事に車検に通りました。
実は、僕のR2が車検に通るかの一番のネックとなっていたのは、ラジエターコアサポート? フレーム? はっきりとした名称は知りませんが、ラジエターの下部を支える部分のサビでした。
知人の板金屋さんに補修していただき、無事に車検に通すことができました。
ユーザー車検にかかった合計金額
・検査料1400円
・重量税8200円
・自賠責12540円
・整備代約800円(ボールジョイントブーツ300円、発煙筒500円)
合計22940円
無事に車検に通りました。気分は「満点はなまる」です。
まとめ
車が車検に通る状態なら、ユーザー車検自体はさほど難しくありません。二年に一度の車検は高額になるので、なるべく安く済ませたいですよね。
自分で整備できる人は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
とはいえ、自分で車検を通すのは、正直めんどくさいです。そんなときはこちら
重要なお知らせ
エアビー(民泊)のホストをしていた僕の、世に出すべきではないゲストとのあんなことやこんなこと、エッセイ集にして白状しました。
舞台は、沖縄から南米ブラジルやアルゼンチンにまで及び、共演者は、沖縄の子供からアジア人、南米人、フランス人、ヨーロッパの金髪美女とインターナショナル。
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