第61話 走れ、メロスどもめ
翌朝、腹痛から回復したリッキー(どうやらお尻は無事だったようである)とゆうやと共に、まだ途中だったミッション「移動用のスクーターを確保せよ」(あと3台必要)に取り掛かることにした。 まずは、僕の提案でバリ島についた初日に宿泊した宿「ルマ・サンバ」に行くことにした。僕たちが宿泊した際にスクーターを貸し出していたので、もし余っていたら借りられるかもしれない。 […]
人生一度きり。やらかしちゃおう。笑
翌朝、腹痛から回復したリッキー(どうやらお尻は無事だったようである)とゆうやと共に、まだ途中だったミッション「移動用のスクーターを確保せよ」(あと3台必要)に取り掛かることにした。 まずは、僕の提案でバリ島についた初日に宿泊した宿「ルマ・サンバ」に行くことにした。僕たちが宿泊した際にスクーターを貸し出していたので、もし余っていたら借りられるかもしれない。 […]
しばらくして、マルセロとリッキーも合流すると、僕たちのディナーはスタートした。 インド料理のレストランとあって、やはりカレーとナンがうまい。僕が頼んだチーズナンは、僕がバリで食べたものの中でバビグリン(豚の丸焼き)に次いで旨い。有名どころのナシゴレンもうまいのだが、辛いんだよ。 ただでさえモチモチ感がたまらないナンなのに、とろーりチーズが加 […]
レンタルスクーターで帰りながら、もう少しで宿に到着というところで、僕たちはいくつもの屋台が立ち並ぶ小さな広場を見つけた。そこからは、食欲をそそる肉の香ばしい匂いが漂ってきた。 僕たちは宿にスクーターを停めると、さっそく歩いてその広場へ向かった。 広場ではさまざまな食べ物が売られていた。サテと呼ばれるバリの串焼きや、ミートパイのよ […]
僕たちは再びサヌールに戻ってきた。サヌールに来たのは何度目になるだろうか。バリ島にいるはずなのに、なんだかホームタウンに帰ってきた気分だ。と言っても、実際はまだ3度目なのだが。 前回も泊まったインディホテルにチェックイン。ブラジル人2人と日本人2人の男4人とマルセロの妹ビアンカだけだった旅が始まった頃と違って、タイサが合流してアレックスとビビのカップルが合流してからは、 […]
僕たちはサヌールに向かうため、2台に分かれてタクシーに乗り込んだ。 部屋の振り分け方は、いつの間にかこの場合にも適用されていた。つまり、カップルか独り身かで分けられる。 マルセロとタイサ、アレックスとビビのカップル組と、僕とリッキーとゆうや独り身トリオに分かれた。 なんか独り身の3人が立場的に下に見られているような気がする。僕の […]
僕たちの隣の席では、バビグリンの準備という大仕事を終えたスタッフたちも飲み食いして楽しんでいる。 楽しそうに飲み食いしているスタッフたちの様子を僕が見ていると、酒を飲んでいるおっちゃんと目が合ってしまった。 ヤバイ・・・絡まれる、と思ったが時すでに遅し。 「おい、兄ちゃん。うまい酒あるから飲んでみろよ」 「あ、はい」 断る術を知 […]
豚が焼き上がると宿のオーナーのおばちゃんが、豚肉を少し神様にお供えすることを説明して、プールのすぐそばにあるガネーシャ像(ヒンドゥー教の神様でゾウの姿をしている)の前に切り分けた肉を供えた。 思った通り、数分後には大量のハエがたかり始めた。神様というよりハエたちに供えたことになる。今日はクリスマスだから、お前らにもご馳走をやろう。今日だけだぞ。 &nbs […]
この記事には少しグロテスクな写真が掲載されております。メンタルの弱い方は、鉄のメンタルを持つためにも目を背けずに、しっかりと目を見開いて最後まで読みなさい。甘えるんじゃない。今まで甘え続けた結果が、今のお前のメンタルの弱さだ。 クリスマスの特別なディナーのため、僕たちはバビグリンを注文した後、宿のスタッフたちが目の前のビーチに道具の準備を始め […]
金髪の美人姉妹とその両親は、アルマゲドンことリッキーとしばらく話したあと部屋へと戻っていった。 それからしばらくすると、ダイビングに出かけていたマルセロとタイサ、シュノーケルをしていたアレックスとビビたちが戻ってきた。 部屋で休んでいたゆうやも外に出てきて、全員がプールサイドの席に座って目の前に広がる海を眺めながら雑談が始まった […]
僕とリッキーとゆうやがアメドの宿に到着すると、先に着いていたマルセロたちが宿のレストランで座って待っていた。 先にみんなでランチを済ませてから、それぞれの割り当てられた部屋に分かれた。 もちろん部屋の割り当てはマルセロとタイサ、新たに仲間に加わったアレックスとビビのカップルで分かれ、僕とゆうや、そしてリッキーの独身貴族(独身難民でもある)3人衆はいつも通り部屋をシェアす […]