タイトルになっているモリアーティは、コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズに出てくるホームズの宿敵で犯罪王。 物語は、ホームズとモリアーティのライヘンバッハの滝での一騎打ちの直後から始まります。(ホームズは死んだことになっているので今作では出てきません) この小説はアンソニー・ホロヴィッツの著作でコナン・ドイルのものではありません […]
「風の歌を聴け」、「1973年のピンボール」、「羊をめぐる冒険」、村上春樹さんのデビューからの3部作を読了しました。 以前に読んだことのある「ノルウェイの森」の世界観を、村上ワールドを、思い出しました。 そこにあるものは圧倒的な喪失感。 著者が違うので当たり前なのですが、新海誠さんの「秒速五センチメートル」とはこれまた違った喪失感でした。 & […]
僕は、村上春樹さんの小説で「ノルウェイの森」しか読んだことがなかったけれども、ふと、古本屋で目について、気がついたら手に取っていました。(ちゃんとお金は払いましたよ) この本から、村上さんの小説に対する強い思いと、飽くなき向上心、高い共感力を持った人間性が伝わってきて、村上さんにとても好感が持てました。 現時点での自己ベストの小説を書くがその […]
児童文学かと思いきや、実は、当時の世界情勢、人間の愚かさをユーモアを交えて罵る風刺小説だった。 第1話「小人の国」、第2話「巨人の国」、第3話「空飛ぶ島の国ラピュタ」、第4話「理性を備えた馬が支配する国」からなる旅行記。 ところどころ、下ネタや排泄物に関するネタが面白おかしく盛り込まれていて、クスッと笑えました。 変わり者の著者 […]
宮田珠己さんの本がおもしろい。 宮田さんの思考、発想、着眼点が独特で、脱力感あふれる文体が好きです。 宮田さんとは関係ありませんが、『ときどき意味もなくずんずん歩く』は、『52%調子のいい旅』の文庫版ということを知らずに購入してしまいました。 それも何か、宮田さんの仕業ではないかと思ってしまうのです。(罪をなすりつけて、すみませ […]
8〜14歳の15人の少年と犬1匹を乗せた船が、ニュージーランドからチリ沿岸の無人島に流されてしまい、2年間、自給自足の生活を送る。 その間にさまざまな事件が起こり、勇気や団結力で解決していき、ついにニュージーランドへの帰還を果たす。 この小説によって、僕も少しはサバイバルスキルが身についたと思いたい。 もし、海外旅行に出かけて、僕が乗る飛行機 […]
久々に読んでみました。 ストーリー仕立ての自己啓発本ですが、読み物としても純粋に楽しめます。笑いあり、涙ありで、気がつけば本の世界にのめり込んでる自分がいました。 僕はこれまでに、著者である水野敬也さんのほとんどの作品を読んできました。 このシリーズで、水野さんのその後の作品でよく出てくる共通の表現がいくつも見つけられて、にわかファンにはわか […]
本当にすぐ読める本でしたが、なるほどと思いましたね。 『新しいアイデア=既存のアイデア同士の新しい組み合わせ』 ということがほとんどなので、インプットがいかに大事かわかりますね。 創造性は磨ける。アイデアが思い浮かばないと嘆いてる暇があったら、ひたすらインプットするしかないさ〜。 こちら […]
感動モノということは知っていましたが(帯に書いてるしね)、まさか、そこでそうなるとは。 不意打ちを食らった僕の涙腺は崩壊してしまいました。 そう、まるでナイアガラの滝のように、鼻水が止まらなくなりましたね。 周りに誰もいなくて良かった。 本を読むことで、自分の人生で体験し得ないことも疑似体験ができる。やっぱり本が好き。 &nbs […]
YouTubeで様々なテクニックを駆使して相手を抜き去っていく動画をアップしたり、有名なプロ選手からも個人レッスンの依頼を受けたりしているドリブルデザイナー岡部さんの著書です。 今まで感覚で語られることの多かったドリブルを言語化して、わかりやすく論理的に解説しています。 感覚的にやっていたことをしっかりと頭で理解して、イメージ通 […]