自由論 ジョン・スチュアート・ミル
- 2020.01.03
- 知識の宝物庫(読書記録)
- ジョン・スチュアート・ミル, 自由論
以前に読んだ『影響力の武器』や、最近観たメンタリストDaiGoさんの動画に出た『知的謙遜』(自分が何を知らないかを知ること)という言葉を思い出しました。 人は、自分の意見の正反対の意見を述べる人に対して不寛容であったり、その意見がが正しいか誤りであるかにかかわらず、大多数の意見や、権威のある人の意見や考えを正しいと信じる傾向にあります。 &n […]
以前に読んだ『影響力の武器』や、最近観たメンタリストDaiGoさんの動画に出た『知的謙遜』(自分が何を知らないかを知ること)という言葉を思い出しました。 人は、自分の意見の正反対の意見を述べる人に対して不寛容であったり、その意見がが正しいか誤りであるかにかかわらず、大多数の意見や、権威のある人の意見や考えを正しいと信じる傾向にあります。 &n […]
漫画『刃牙道』に宮本武蔵が出てきたので、気になって読んでみました。 あの伝説の剣豪宮本武蔵が遺した兵法についての本です。 兵法についての本と侮ることなかれ。 現代にも通用するであろう心の持ち方や、いかに毎日コツコツと鍛錬を継続することが大切かなどが学べます。 生涯で家族を持たずに、死ぬまで強さを追い求め続けるほどストイックだった […]
宮田珠己さんの旅エッセイです。 宮田さんが日本各地を周って、ユーモアあふれる文体で紹介していくのかと思いきや、100%そうとは言い切れませんでした。 宮田さんの好きな海の生物を見るために取材そっちのけでシュノーケルしたり、パチンコやピンボールの話が出たりと、なんじゃこりゃ、という展開には笑ってしまいます。 かといって、そんな話ば […]
パイロットだった著者の体験をまとめたエッセイ。 僚友ギヨメが山に墜落して1週間後に奇跡の生還を果たした話や、著者自身が砂漠に墜落・遭難して、地獄のような『渇き』に耐えたのち、無事に生還した話などがあります。 特筆すべきなのは、ただの体験談に留まらず、その体験から「人間らしい生き方」や「人間の本質」まで思いを巡らせていること。 哲 […]
四国にある空海ゆかりの88箇所の寺院を巡拝することを四国遍路、ということを、この本を読んで初めて知りました。 宮田珠己さんの四国遍路についての紀行文です。 歩いての四国一周を目指した宮田さんでしたが、歩きっぱなしというわけではなく、途中、宮田さんらしくカヌーやシュノーケルをして道草をくったり、足の指にできるマメに悩まされ続けます。   […]
ジョナサンは、ただ食べるために飛ぶ他のかもめたちとは違い、飛ぶことが好きでたまりませんでした。 好きなことをやり続ければいずれ花開く、といった単純な寓話ではなく、読み手によって感じ方はそれぞれでしょうが、もっと深いものを感じました。 それ故に、初版が出版された1970年から44年後に最終章を加えた完全版が出版されたのでしょうね。 […]
レオナルド・ディカプリオとトム・ハンクスが共演した同タイトルの映画の原作となったフランク本人が書いた自伝小説です。 主人公のフランクは、ある時はパイロット、ある時は医師、ある時は法律家、そしてまたある時は大学講師になりすまし、偽造小切手を換金することによって大金を手にして世界を飛び回ります。 今よりセキュリティが緩かった1960年代とはいえ、 […]
ブログ「パレオな男」でお馴染みのサイエンスライター鈴木祐さん(パレオさん)の新著です。 1日に15本の論文と3冊の本を読んで、2万〜4万文字も執筆しているというパレオさん。 病的とも言えるほどのヤバイ集中力です。 本書では、まず集中力の構造や仕組みを解説していて、それから集中力を高めたり維持する方法が延べられています。 本の内容は、すべて科学的根拠のある話 […]
言わずと知れた古典文学の名作ですが、僕にとって初のシェイクスピア作品でした。 ある日、先代国王だった父の亡霊がハムレットの前に現れ、父が現国王の叔父に毒殺され、母親をも奪われたことを知り、ハムレットは叔父への復讐を決意します。 復讐を果たすも、クライマックスには主要キャラクターのほとんどが死んでしまうという悲劇は読み応えがありました。 &nb […]
久しぶりに「夢をかなえるゾウ」でお馴染みの水野敬也さんの本を読みました。 7つの話から成る短編集で、どの話にも水野さんらしいユーモアを交えつつ、話の最後には深く考えさせられる内容になっていました。 やはり水野さんの発想がおもしろいです。