- 2018.11.21
- 知識の宝物庫(読書記録)
- コミットメント, セールス, メンタリストDaiGo, メンタル, 一貫性, 好意, 希少性, 影響力の武器, 心理学, 本, 権威, 社会的証明, 読書, 返報性
あなたは、『限定50個』の激レア商品を買ったときは満足していたのに、しばらくして「なぜこの商品を買ってしまったんだろう」と後悔したことありませんか? メンタリストDaiGoがオススメしていたロバート・B・チャルディーニ著の「影響力の武器」という本で語られるうちのひとつ、『希少性』という法則の『数量限定』という戦略に、能動的に反応して購入してし […]
約1時間、電車に揺られて空港にたどり着いた。 特にやることもないので、早めにチェックインを済ませて保安検査場を抜けて待合室に座った。 3日間夜通しで遊んだ韓国をもう離れるかと思うと、なんだか寂しい気持ちになった。だが、沖縄からソウルまでの飛行時間は2時間と、東京に行くより短い時間で来れるかと思うと、またいつでも好きなときに行ける […]
最終日、またしても清掃員のノックで目覚めた。 「チェックアウトの時間ですよ」 「はーい、すぐ出ます!」 時計はすでに11時を回っていた。支度をしているうちに、初日のこの宿で出会った日本人の女の子ふたり、アイリとアヤカのことを思い出して連絡してみると、すぐにアイリから返事がきた。 『私達、今からホンデでランチする予定だけど、一緒に […]
焼肉屋の店内に入ると、明日は月曜日、いや、すでに月曜日、午前2時すぎだというのに、意外にもたくさんの客が入っている。韓国の人たちは、そんなに焼き肉が好きなのか。 店内は、エイミーたちと行った庶民的な若者向けの焼肉屋とは違って、壁やテーブル、椅子などは黒で統一されていて、高級な雰囲気を醸し出している。こんな高級そうな店へ来てオレの懐事情は大丈夫かと思いながら、ハナさんと席 […]
パブに入ろうとすると、入り口に立っていたセキュリティの男がオレの目の前に立ちはだかり、ショルダーバッグを指さした。どうやら持ち物を確認するらしい。 特に何も持ってないけどな、と思いながらカバンの中身を見せると、飲食物の持ち込みは禁止らしく、男はカバンの中にあった水のペットボトルを取り上げて、いけと通してくれた。 中へ入ると、明日 […]
- 2018.11.02
- 知識の宝物庫(読書記録)
- ストレス, パフォーマンス, パレオな男, 不安, 体調, 価値, 健康, 文明病, 最高の体調, 死, 炎症, 環境, 睡眠, 腸, 読書, 遊び, 鈴木祐, 長寿
1997年に122歳で亡くなった、1875年生まれのフランスのジャンヌ・カルマン氏は、「世界一の長寿」としてギネスブックにも認定された人で、エッフェル塔の建設シーンをクリアに記憶していたり、85歳でフェンシングを始めて、100歳まで自転車でパリの町中を走り、114歳で女優として見事にセリフを言った。1988年のゴッホ生誕100周年のイベントで、実際にゴッホに会ったことが […]
- 2018.11.02
- 短編集
- イテウォン, ゲストハウス, シンチョン, ソウル, ハロウィン, バー, パブ, ホンデ, 冒険, 旅行, 韓国
エイミーと別れて切なさが残る中、この3日間の思い出に浸りながら電車に乗っているうちに、いつのまにか初日に泊まったシンチョンにあるゲストハウスにたどり着いていた。 ふと我に返り、親しみのある友好的なゲストハウスのオーナーのパクさん思い出して、またここにお世話になるのも悪くない、と思い階段をのぼってフロントにいった。 「こんばんは、 […]
スタート地点の寺院が見えてからというもの、早く帰って眠りたいという気持ちが強くなって、足が自然と前へ前へと進んでいく。 先頭のガイドのおっちゃんは、相変わらず疲労の色を見せることなく、オレとゆうやと、少しずつ遅れ始めたリッキーのことを確認しながら先導している。普段から何度と登頂しているとはいえ、4、50代であろうおっちゃんの体力は驚異的である。   […]
外に出るとすでに太陽は、終業時刻が近づいて帰り支度を始めているかのように、下がり始めていた。夕方の気配が感じられて少し肌寒い。 オレたちはコンビニでサンドイッチを買って腹ごしらえをして、タクシーを捕まえて山へ向かった。 1時間もしないうちに山へ着いて、オレたちはトレッキングのスタート地点に向かった。オレたちは、複数あるコースの中 […]
- 2018.10.29
- 短編集
- つり革, イテウォン, オリンピック, クレイジー, コスプレ, ソウル, ハロウィン, ベジータ, 冒険, 旅行, 電車, 韓国
オレたちは電車に乗って帰路についた。日曜日の朝8時過ぎ。電車の中は、オレたち以外に2、3人の乗客がいるだけで、ほとんど空っぽで静かだった。朝の静かな電車の中に、普通のトーンで話すオレたちの声だけが響いていた。 「ねえ、みんなこれできる?」 まだ元気が余っているエイミーが、眠そうな顔をしているオレたちに声をかけた。2つのつり革をし […]