日本全国津々うりゃうりゃ 宮田珠己
- 2020.01.03
- 知識の宝物庫(読書記録)
- エッセイ, 宮田珠己, 旅, 日本全国津々うりゃうりゃ, 爆笑
宮田珠己さんの旅エッセイです。 宮田さんが日本各地を周って、ユーモアあふれる文体で紹介していくのかと思いきや、100%そうとは言い切れませんでした。 宮田さんの好きな海の生物を見るために取材そっちのけでシュノーケルしたり、パチンコやピンボールの話が出たりと、なんじゃこりゃ、という展開には笑ってしまいます。 かといって、そんな話ば […]
人生一度きり。やらかしちゃおう。笑
宮田珠己さんの旅エッセイです。 宮田さんが日本各地を周って、ユーモアあふれる文体で紹介していくのかと思いきや、100%そうとは言い切れませんでした。 宮田さんの好きな海の生物を見るために取材そっちのけでシュノーケルしたり、パチンコやピンボールの話が出たりと、なんじゃこりゃ、という展開には笑ってしまいます。 かといって、そんな話ば […]
パイロットだった著者の体験をまとめたエッセイ。 僚友ギヨメが山に墜落して1週間後に奇跡の生還を果たした話や、著者自身が砂漠に墜落・遭難して、地獄のような『渇き』に耐えたのち、無事に生還した話などがあります。 特筆すべきなのは、ただの体験談に留まらず、その体験から「人間らしい生き方」や「人間の本質」まで思いを巡らせていること。 哲 […]
四国にある空海ゆかりの88箇所の寺院を巡拝することを四国遍路、ということを、この本を読んで初めて知りました。 宮田珠己さんの四国遍路についての紀行文です。 歩いての四国一周を目指した宮田さんでしたが、歩きっぱなしというわけではなく、途中、宮田さんらしくカヌーやシュノーケルをして道草をくったり、足の指にできるマメに悩まされ続けます。   […]
ジョナサンは、ただ食べるために飛ぶ他のかもめたちとは違い、飛ぶことが好きでたまりませんでした。 好きなことをやり続ければいずれ花開く、といった単純な寓話ではなく、読み手によって感じ方はそれぞれでしょうが、もっと深いものを感じました。 それ故に、初版が出版された1970年から44年後に最終章を加えた完全版が出版されたのでしょうね。 […]
レオナルド・ディカプリオとトム・ハンクスが共演した同タイトルの映画の原作となったフランク本人が書いた自伝小説です。 主人公のフランクは、ある時はパイロット、ある時は医師、ある時は法律家、そしてまたある時は大学講師になりすまし、偽造小切手を換金することによって大金を手にして世界を飛び回ります。 今よりセキュリティが緩かった1960年代とはいえ、 […]
ブログ「パレオな男」でお馴染みのサイエンスライター鈴木祐さん(パレオさん)の新著です。 1日に15本の論文と3冊の本を読んで、2万〜4万文字も執筆しているというパレオさん。 病的とも言えるほどのヤバイ集中力です。 本書では、まず集中力の構造や仕組みを解説していて、それから集中力を高めたり維持する方法が延べられています。 本の内容は、すべて科学的根拠のある話 […]
言わずと知れた古典文学の名作ですが、僕にとって初のシェイクスピア作品でした。 ある日、先代国王だった父の亡霊がハムレットの前に現れ、父が現国王の叔父に毒殺され、母親をも奪われたことを知り、ハムレットは叔父への復讐を決意します。 復讐を果たすも、クライマックスには主要キャラクターのほとんどが死んでしまうという悲劇は読み応えがありました。 &nb […]
久しぶりに「夢をかなえるゾウ」でお馴染みの水野敬也さんの本を読みました。 7つの話から成る短編集で、どの話にも水野さんらしいユーモアを交えつつ、話の最後には深く考えさせられる内容になっていました。 やはり水野さんの発想がおもしろいです。
爆笑エッセイでお馴染みの宮田珠己さんの日常を綴った日記です。 あの面白おかしい表現は、なるほど、凡人と違った宮田さん独自の着眼点から来ているのか。 それがわかっただけでも、この本を読んだ価値がありました。 執筆スピードはそれぞれ異なるようですが、ほとんどの作家と同じように、やはり宮田さんも多読でした。 『ハンパない観察+多読+鬼 […]
コメディ映画でお馴染みの三谷幸喜さんのエッセイ集です。 三谷さんが普段どんなことを考えて、どんなことをしているのかなどが赤裸々に綴られていて、とても身近に感じられました。 僕はエッセイを読んでいると、作家さんたちは普段からよく『観察』しているなと感心させられます。 普通の人なら気づかないようなことまで目を配り、しっかりと言葉で描写する。本当に […]